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リップル(XRP)の今後

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今年の1月以降ダダ下がりしているリップル(XRP)

いろんなニュースが出てはいるものの、ただただ下げ続け、一向に下げ止まる気配がない

XRPだけではなく、仮想通貨全体が終わったとみる向きもあるけれど、XRPの将来性について、賛否両論含めてここらで一旦見直してみる

XRPとは

XRPは主に国際送金の橋渡し役として使われる仮想通貨

発行量は1,000億XRP

ビットコインみたいにマイニングによって徐々に通貨の量が発行量が増えていくのではなく、すでにすべてのXRPが発行されている

総発行量1,000億XRPの内、2018年3月時点で390億XRPが市場に供給されていて、70億XRPをリップル社が持っている。

残りの540億XRPはすぐには使えないようにロックアップされている

(毎月10億XRPが凍結解除されてリップル社が使えるようになるけれど、使われなかった分はまたロックアップされる)

つまるところ、リップル社はXRPという新たなお金を作ってばら撒いているわけで、XRPを欲しい人が増えればリップル社が儲かる

これが一部の人に嫌われている理由の一つでもある

リップルがやろうとしていること

リップル社がやろうとしていることはすごくシンプル

簡単に言えば「XRPをすべての通貨の橋渡し役にすること

今日本円を他の国に送ろうと思ったら、①銀行にお願いして国際送金してもらうか、②外国為替取引(FX)を使うかの二通りがある

①の場合はSWIFTという旧時代の遺物が使われていて、遅い上に手数料が高くてミスも起こりやすい

②の場合は早くて手数料も安いけれど、通貨ペアがものすごいことになって、マイナーな通貨は取引量が少なくなってしまい、安定した取引ができない

これに対してリップルがやろうとしているのは、低コストハイスピードの送金システムを構築する事

リップルが提供している仕組みは二つあって一つはxCurrentというXRPを介さないもので、もう一つはxRapidというXRPを介すもの

xRapidはxCurrentより低コストの強化版

二段構えにしているのは、変化に保守的な銀行などにとって受け入れやすい形にしているからで、xCurrentを導入したらその先のどこかのタイミングでxRapidに移行していくのは経済合理性から考えれば自然な事

xRapidが広く採用されればXRPの需要がものすごく広がる

そうなれば価格が上昇するのは必至なので、リップラーはそれを見込んでリップルを買い集めている

この先xRapidは採用されるのか?

さて問題はこの先xRapidの採用が広がっていくのかというところ

これについてはポジティブなニュースが毎月のようにアナウンスされていて、まだテスト段階ではあるけれどMoneyGramやWestern Unionといった国際送金の大手が次々と採用を表明している

国内でも61の金融機関がxCurrentを使った送金アプリであるMoneyTapのリリースを表明しているので、遅かれ早かれxRapidの採用に踏み切ることが予想される

一方で、リップルは有名だけど、他のブロックチェーンを使った技術も競合として多数出てきているし、SWIFTもブロックチェーンを使った新システムを開発しているからリップル一強にはならないという声も聞かれる

これに対してはまぁそうかもねとは思うけれど、XRPの発行で潤沢な資金面での体力があり、開発も先行、提携先も順調に開拓している現状も踏まえるとあんまりなさそうというのが実際のところ

XLMはIBMが強く推し進めているけれど、XLMは個人間の送金をメインターゲットにしており、XRPの競合というよりはLTCなど他の決済が主目的の仮想通貨の競合と見るべき

MUFJコインとかは三菱UFJのエコシステムの中で使われるものと思われるし、銀行一社でやっても競合にはなり得ない

なので実質的な競合は今のところいなさそう

XRPはブリッジ通貨だから価格は上がらない?

XRPは通貨の間の橋渡し役のブリッジ通貨なので買われてもすぐに売られる、だから価格は上がらない

というもっともらしい事を言う人もいるけれど、これはちょっと考えが足りない

たしかに買ってすぐ売るということを前提にした場合、取引が少ない場合は確かに価格は上がりにくい

けれど、定常的に取引があるくらい取引量が増えてくると価格は上がってくる

さらに取引が拡大してくると、XRPをすぐに売る(すぐに法定通貨に変える)必要性が薄れてきて、XRP自体を保有するようになる

すると価格はさらに上がってくる

加えて、そもそも銀行とかが仮想通貨取引所でXRPを買うなんてことはないという意見も聞かれるけれど、これもそもそも今の国際送金でさえ三菱UFJが円の中継役になっているので、そもそも既存の仮想通貨取引所が中継になることは想定されていない

なので、xRapidが普及して実需に使われるようになれば価格が上がることが期待される

実需にXRPが使われるようになるのはどれくらい先の話か?

すぐにXRPが実需に使われるようになるかというという問いに対しては、まだまだこれからというのが実際のところ

リップル社とのパートナーシップを結んでいる企業は100を超えるけれど、xRapidの導入まで表明している企業は限られる

システムの構築に2年くらいかかることを想定すると道のりとしては始まったばかり

一つの目安として、XRPのロックアップが約5年間なので、5年後くらいには普及し始めて、10年よりちょっと前くらいまでには広く一般的に使われるようになっているというのがありそうなシナリオ

なので目先の値上がりを期待する人には投資先としてリップルは不向き

長期目線でどっしりと腰を据えてというのがリップラーの基本

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