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仮想通貨投資のイロハ

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ビットコインをはじめとする仮想通貨への投資がかなり認知されてきているけれど、

そもそも仮想通貨への投資のイロハを分かっていないままお金を突っ込んでいる人が多くみられるので、仮想通貨への投資を始めるにあたっておさえるべき基本的なポイントをまとめてみた。

  1. 取引のタイプにはどんなものがあるか?
  2. どんな仮想通貨があるのか?
  3. どこで取引を行うのか?
  4. 買ったあとにするべきことは?どこに保管しておくべきか?
  5. 税金はどうなるのか?

1. 投資のタイプにはどんなものがあるか?

仮想通貨への投資を考える場合、大きく分けて以下の二つの取引タイプがある。

仮想通貨そのものへの投資(=株の現物取引と同じ)

ビットコインのレバレッジ取引AirFX(=FXと同じ)

①は株の現物取引と同じで、千種類以上ある仮想通貨の中から有望そうなものを選んで投資する。②はFXと同じで、証拠金に対してレバレッジ(~25倍)をかけてビットコインを取引する。

モノを調べてその可能性に対して投資するのであれば仮想通貨そのものへの現物投資、モノは何でもいいのでとにかく値動きを追って利益を出したいのであればAirFXを選ぶのがよい。

どちらが自分に合っているかを考えて取引のタイプを考えて選ぶ。

2. どんな仮想通貨があるのか?

現物投資をする場合、どんなタイプの仮想通貨があるのかをいくつかの見方で理解しておく必要がある。

まずは仮想通貨の性質に基づいてタイプ分けすると次のように分けられる。

  • 通貨としての利用価値に特化したもの:ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ダッシュ(DASH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA) など
  • 特定のブロックチェーン(プラットフォーム)を使うのに使われるトークン:イーサリアム(ETH)、ネオ(NEO)、ネム(NEM) など
  • 取引所で手数料代わりに使われるトークン:バイナンスコイン(BNB)、ザイフトークン(ZAIF) など
  • 何らかのプロジェクト(取引所以外)のエコシステムの中で使われるトークン:トロン(TRON)、ゴレム(GNT)、オーガー(REP) など

それぞれどのタイプの仮想通貨なのか、どんなことに使われるのかが分かると、どれくらい成長する可能性があるのかを判断する材料になる

次に分かっておくべきポイントは基軸通貨とそれ以外という分け方。

為替と同じく、仮想通貨の取引では通貨同士の交換を行う。FXであれば「日本円JPY⇔他の通貨」という形でJPYを中心に取引が行われているけれど、仮想通貨の世界では日本円と直接交換できるのはビットコインとその他一部の仮想通貨に限られている

仮想通貨取引の世界で基軸となっているのはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)で、多くの場合「BTC⇔他の仮想通貨」もしくは「ETH⇔他の仮想通貨」という形で取引が行われている。(BTCとETH以外にはBNBなどの各取引所のトークンもそれぞれの取引所において基軸通貨として使われている。)なので、BTCとETHは仮想通貨への資金流入の出入り口にもなっている。

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3. どこで取引を行うのか?

どんな投資のタイプを選択するかによって異なるので、以下それぞれ説明。

A. メジャーな仮想通貨への投資

B. あらゆる種類(草コイン含む)の仮想通貨への投資

C. ICO(まだ取引所に上場されていない仮想通貨)への投資

D. ビットコインのレバレッジ取引(AirFX)

A. メジャーな仮想通貨への投資(現物)

ビットコインやビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップルなどのメジャーな仮想通貨への投資であれば国内の仮想通貨取引所に口座を開設すれば取引することができる。

国内の取引所は、仮想通貨の取引を仲介する取引所のサービスと、仮想通貨を販売する販売所のサービスの両方を提供していることがおおいけれど、販売所で買うのは手数料が高くて損をするだけなので取引所を使うこと。取引所を謳ってるけど実は販売所というところもあるので注意。単に売値と買値の価格が提示されているのは販売所で、売り板と買い板が表示されていれば取引所。

国内の代表的な取引所で売買できる通貨は以下(2018年1月21日時点)

bitFlyer

ビットコインとETHの取引のみ。ETHは日本円をBTCに変えた上でしか取引できない。その他、ETHやMONAなどのいくつかの通貨を販売所で扱っている。

  • 日本で直接取引ができる仮想通貨:BTC
  • BTCとの交換で取引ができる仮想通貨:ETH

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

coincheck

販売所で売っている通貨の種類は比較的充実しているけれど、取引所で扱っているのはBTCのみ。

  • 日本で直接取引ができる仮想通貨:BTC
  • BTCとの交換で取引ができる仮想通貨:なし

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

Zaif

取引所がメイン。取引できる通貨は比較的充実。ただし、太字以外は超マイナー通貨。

  • 日本で直接取引ができる仮想通貨:BTC, BCH, ETH, XEM, MONA, XCP, BCY, SJCX, FSCC, PEPECASH, CICC, NCXC, JPYZ
  • BTCとの交換で取引ができる仮想通貨:BCH, ETH, XEM, MONA, XCP, BCY, SJCX, FSCC, PEPECASH, CICC, NCXC, JPYZ

bitbank

国内で唯一、日本円で直接リップルが取引できる取引所(2018/1/25からQUOINEXでも取り扱いを開始)。その他のメジャーどこの通貨も取引可能。

  • 日本で直接取引ができる仮想通貨:BTC, XRP, MONA, BCH
  • BTCとの交換で取引ができる仮想通貨:ETH, BCH, LTC, MONA

B. あらゆる種類(草コイン含む)の仮想通貨への投資(現物)

国内の取引所では取引できる通貨が限られるので、様々な仮想通貨を取引するのであれば海外の取引所を使う必要がある。

海外の取引所だからといっても大してハードルは高くなく、むしろ国内よりも簡単に口座を開いて取引ができる。

海外の取引所の場合は日本円と仮想通貨を直接取引することはできないので、次のようなステップを踏む必要がある

ただ、最近はBTCやETHの送金にかなり時間がかかるようになっているため、bitbankに口座を持っているのであればリップルXRPを使うのも手。これだとすぐに送金できる。

海外の取引所はいろいろあるので、以下有名どころをいくつか紹介。

Binance(バイナンス)

世界最大の取引所。日本語にも対応している上、取り扱い通貨数も多く、使い勝手もいいので必ず口座を開いておきたい取引所。BTC、ETH、BNBが基軸通貨として使われている。

CoinExchange(コインエクスチェンジ)

草コインの取り扱いが沢山ある。BTCとDOGEのペアで取引ができる。日本人に人気があるXPが買えることで有名。

EtherDelta(イーサデルタ)

分散型取引所の代表格。イーサリアムの規格であるERC20に準拠したトークンが数多く取引できる。他の取引所に上場していないERC20トークンもいち早くここで取引されることが多いので、メジャーな取引所に上場されて値上がりする前のトークンを手に入れるのに使えるところ。

Changelly(チェンジリー)

取引所ではないけれど、ベストレートで仮想通貨同士を直接交換してくれるサービス。取引するときにいちいち基軸通貨に戻す必要がないので便利。日本語にも対応。実は取引所を使わなくてもChangellyを使えば事足りる。

この他にもcoinbase, Poloniex, Bittrex, Kucoin, HitBTC, Liquiなどいろいろな取引所がある。

取引所毎に取り扱い通貨が異なるので、複数の取引所で口座を開いておくとよい。

ちなみに取引所を選ぶときに手数料を気にする人も多いけれど、値動きが激しいので気にしてもほぼ意味はない。

C. ICO(まだ取引所に上場されていない仮想通貨)への投資(現物)

まだ取引所に上場されていない仮想通貨を売り出し前に買うにはICO(Initial Coin Offering)かPre-saleの情報を仕入れて直接投資をする必要がある。ICOやPre-saleの情報をどうやって仕入れるかは後述。

ただ、ほとんどのICO/Pre-saleで受け付けている通貨はイーサリアム(ETH)なので、投資前に日本円をETHに換えておく必要がある。

また、取引所からの送金を受け付けていないことが多いので、日本円をETHに換えた後、自分のウォレットに移動させて、そこから指定されたアドレスにETHを送る必要がある。

D. ビットコインのレバレッジ取引(AirFX)

レバレッジ取引は国内の複数の取引所で提供しているので海外の取引所を使う必要はない。bitFlyerとかがメジャー。

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4. 買ったあとにするべきことは?どこに保管しておくべきか?

仮想通貨を買った後に、よく取引所に置きっぱなしの人がいるけれど、これはリスクが高いので取引後は自分のウォレットに移動させておくのが基本動作。

取引所がハッキングにあって資産がなくなってしまうという事件は普通に起こっているし、国内の取引所でそういうことがあったとしても銀行みたいに資産は保証されない。

なので、取引所で仮想通貨を買ったら自分のウォレットに移動させて保管しておく。

ただし、仮想通貨の種類によって対応しているウォレットが異なるので要注意。

また、ウォレットのタイプは色々あって、以下のような種類があるので好きなものを使うとよい。

  • ウェブウォレット - Web上のウォレットサービス。ERC20トークンのウェブウォレットであればMyEtherWalletが有名。
  • PCウォレット - 自分のPCに保管しておくもの
  • スマホウォレット - iPhoneやアンドロイドのアプリ。ERC20トークンであればEidoとかが使いやすい。
  • ハードウェアウォレット - USBメモリみたいなタイプのウォレット。Ledger nano Sが有名。
  • ペーパーウォレット - 紙に印刷しておけるもの、印刷して金庫の中にでも入れておくと安全。コピーして複数枚保管しておいてもいい。

但し、送金するときは送り先のアドレスを間違えない事。間違えたらもう返ってこない(これをセルフGOXと言う)。

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5. 税金はどうなるのか?

最後に注意事項として、儲かった場合は必ず税金を支払う必要がある。

海外の取引所を使ったとしても儲かった分はきちんと申告しておかないと、いつか必ず税務署に指摘されると思っておいた方がいい。

国内の税制は今のところ残念なことに雑所得扱いなので、利益が出た場合は所得税と住民税合わせて15%~55%の税金がかかる

利益の計算の対象は「日本円→仮想通貨」だけではなく、「仮想通貨→仮想通貨」も含むので、いろんな種類の仮想通貨を取引している場合は計算がかなり面倒だけれど、CRYPTACT<https://tax.cryptact.com/>を使うと自動で利益額を計算してくれるので便利。

最後に

仮想通貨はまだまだ市場が小さく参加者も少ないため、市場が不安定で値動きが激しいのと、ほとんど規制されていないので詐欺も横行している。投資をする際はそのあたりをよくわかった上で慎重に行うこと。

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