仮想通貨は取引所に置いておくのではなく自分のウォレットに移すのが基本動作
GOXやハッキングのリスクがある取引所に大事な仮想通貨を預けておくのは超危険。失くなってしまったとしても誰も保証してくれないので、取引したら自分のウォレットに移しておくのが基本動作。
ウォレットもいろいろ種類ので、用途によって使い分けるとよいけれど(例えばガチホールドしておくものはLedger nano SとかPaper walletに入れておくとか)、日常生活の中で使い勝手がいいのはモバイルウォレット。
今回は数ある仮想通貨のモバイルウォレットの中でもかなり使い勝手がよいと評判のEidooの使い方を紹介。
Eidooとは?
Eidooは複数の仮想通貨を保管できるモバイルウォレット。
多くのウォレットは限られた種類の仮想通貨にしか対応していないのに対し、Eidooはイーサリアム系の仮想通貨全部に対応(ERC20とERC223の通貨に対応)。
イーサリアム以外の現在の対応通貨はこちら。(残念ながらリップルやXPには対応していない。近々Bitcoinにも対応する予定。)
ものすごく便利なのが一つのアドレスですべての通貨をやり取りできる上に、入金した通貨が何の通貨かを自動で判別してくれるところ。
イーサリアム系のトークンだったらEidooがあれば事足りる。
二次元バーコードを使って送金ができるのも便利。
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Eidooの使い方 ~登録~
まずはアプリをスマホにインストール(iOS版とAndroid版)。
アプリをインストールしたら立ち上げてセットアップ。
最初の画面はこんな感じ。
”安全性の高いウォレットプライベートキーはあなたのスマホに保管されますどこかのサーバーであなたの機密情報を保管するということはありません。サーバーがないのでハッキングされることはなく、あなたには何の問題もありません。”
”イーサリアム+トークンとトークンを一つのアプリで安全に管理することができます。イーサリアムブロックチェーンの価値を解き放ちましょう。”
”私たちはあなたの生活を簡単なものにしたいと考えています。なので、一つのプライベートキーですべての仮想通貨のウォレットをバックアップできるようなシステムを作りました。一つのバックアップフレーズですべて管理します。”
とまぁここまではアプリのイントロで、この次に現れる下の画面で「Create a new Wallet」をタップして
そうすると規約が出てくるので、一番下の「I agree, go next」をクリック。
始めにやるのはパスワードの設定。
次に携帯を壊したり失くしたりした時にウォレットを復旧させるためのバックアップフレーズを設定。
先程設定したパスワードを入力すると・・・
12個の単語がランダムに表示されるのでこれを何かに書き写す。スクリーンキャプチャにしてしまうと便利だけど、安全性の観点からはどこかに書き写した方がベター。
12個の単語を書き終わったら、今度は確認の為にそれを一個一個入力していく。
これが終わればバックアップも完了して安心して使える状態に。
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Eidooの使い方 ~入金方法~
アプリ自体の使い方はごく簡単で、入金したいときは「Your Assets」の画面の右上のところをタップ。
そうすると自分のウォレットのアドレスとその二次元バーコードが表示されるので、これを使って取引所などからEidooに送金。このアドレスはユニバーサルアドレスなので、どの通貨にも使える。どんな通貨が入金されたかは自動で判断される!
※イーサリアムのブロックチェーンが重たくなってるので送金に時間かかるけれど気長に待つ
入金が完了すると以下の画面のように表示される。
送った仮想通貨が正しく表示されない場合の対処方法
Eidooに送った仮想通貨が正しく表示されない場合は以下を参照。
- "Your Assets"のページで、当該通貨を選んでタップ
- 表示された画面の右上に表示されているⓘマーク(iマーク)をタップ
- Nameに送った仮想通貨の名前、Symbolにその略号を入力(たとえばName: Ripple、Symbol: XRPのような感じ)
- Nr. decimalsのところには通常18を入れておけば問題ないけれど、それでも桁数がおかしい場合はGoogleで当該仮想通貨のdecimalsを調べて入力する。調べ方は(「仮想通貨のシンボル + decimals」などで検索すればOK)
Eidooの使い方 ~送金方法~
次は送金の方法。これも直感的にわかりやすく、かつ痒い所に手が届く仕様になってる。
まずは送金したい通貨を選んでタップ。
次に表示されるの画面の下の方にある「Transfer」をタップ。
そうすると送金画面が出てくるので、アドレスと送金数量を入力して、入力が終わったら画面右上の「SEND」をタップして完了。
仮想通貨の取り扱いは送金時のアドレスの入力が一番注意しなければならないところだけど、二次元バーコードを直接読み取って入力できたり、コピーしたものを貼り付けるペーストボタンが用意されているので使いやすい。
ちなみに送金先はContactsに登録しておくことができるので、メインで使ってる取引所とかを登録しておくと楽ちん。
モバイルウォレットは友達同士で簡単に仮想通貨をやり取りするのにも使えるので、スマホに入れておくといろいろ便利。
ちなみに複数の端末に同じウォレットを入れることも出来る。やり方は簡単、違う端末にEidooをインストールしたら“Create a new Wallet"ではなく"Restore"を選択して、12個のバックアップフレーズを入力すればOK。
仮想通貨投資を行っていくにあたっての基本動作はこちらを見ておくこと>> 仮想通貨投資のイロハ